お休みさんです。

朝、めざましTVで訃報を知った。
栄光と失墜、しかし何処までの人が彼の実像を知っていたのだろうか?


おいら達の世代は、中学生のときMTV全盛でアメリカから流される音楽と映像の洪水に誰もがのまれている。
今から考えれば、ヤバイくらい洗脳されているようなものだった。しかしまた世界が広がったのも事実で、
それまでは(深夜)ラジオやザベストテンで流れる音楽くらい。それがいかに狭い世界だったか思い知った。
彼のCDは一枚も持っていない(たぶん)。いわゆるファンではなかった。
それでも圧倒的だった。どれほど見たか?聴いたのか?少なからず影響を受けているのは間違えない。


バカみたいに熱狂的なファンがいたようだし、それでなくても幼い頃からメディアに出ていたわけだから、
作り上げられたキャラクターが一人歩きしていたのだろう。
これでやっと虚像と実体がひとつになれたのかもしれない。やっと人生が自分だけのものになったのかもしれない。
全てはわからないまま、作られたものだけがメディアに残されているのかもしれない。