映画みてきました。@銀座テアトルシネマ

アキレスと亀
@銀座テアトルシネマ


とらなきゃいけない期間に取ってなかった休みをギリギリ取った休みなので、別に予定などガチガチに決めてはいなかったが、数日前から天気悪そうだし映画を見に行くことにしておりました。
こういう雨の日はしっかり頭が回るので、北野武監督の「アキレスと亀」です。前評判も良かったので、かなり楽しみでした。
非常にすっきりと整理され潔い映画でした。めちゃくちゃかっこよかった。^^


冒頭にでてくるのは無限にΔtを細分化していくあの問題は小学校の頃聞いてワクワクした話だ。(ワクワクというのが一番近い感覚)
時間がテーマですね。時間とは変化。
変化には観察者が出てきます。(観察者って、よく時間関係の本に出てくるでしょ(^_^)相対性理論の話とかもね。)
同じ時を過ごす誰かは(何か)は変化を与えてくれたり、変化したことを気づかせてくれます。


物凄い速さで変化しているつもりでも、別の視点から見たらほとんど動いてないこと(同じ事を続けているとか)のように感じることがあるものです。でもまた他の視点を教えてくれる誰かがいるとホッとしたり安心できたりする気がします。


オリジナルってことも考えましたね。
"自分の言葉で話す。"ということを屁理屈のように?めんどくさく考えると。^^;
自分の言葉なんて無いんだよね。もしあったらそれは相手に伝わらない。
(母語という)母から教わった言葉がまずは基準というかピースなのだ。それを組み合わせる。繋げる。
どんな言葉を選び繋げるか?(脳の回路が何を連想し繋がっているか)そういうことでしかないのだ。
いろんなマネ。でもソコには同じものとは何か違うものが潜んでいる。個性?それは幻想なのかもしれないけどね。


しかしまぁよく、きれいな女優さん(樋口可南子さん)にあそこまでさせるとは!(笑)
ゆったり流れていた音楽も良かったなァ。
あとエンドロール?スタッフロール?の縦書きもかっこよかったなァ。


所ジョージさんが先日の放送「世田谷ベース」(BSフジのお気に入り番組)で北野さんから映画で使った絵をもらった話をしていた。
どの絵だろう?いいなァ〜^^
(日曜の放送で言っていた所さんと北野さんの(2人だけのフェラーリもってるかい?(持ってる会))2人の遊びで作る"フェラリー"(わざと間違えのある)のTシャツ姿や馬が寝ているエンブレムも見たいなァ。^^;)