集団の中の自分

アドベンチャーズ・オブ・インディ・ジョーンズ コンプリートDVD
インディジョーンズの授業での真理(truth)と事実(fact)のシーンがとても頭に残っています。
同じような話が、お金そのものは価値がないということです。集団の共通の認識としてお金に価値を与え、価値を信じているということに過ぎないということです。
事実を認識しているのは個人ゝの価値観、そこに真理はない。事象に対する自分の価値、事実でしかない。事実は人によって違う。


新渡戸稲造の武士道の最初のほうに、外国の人から「宗教がないのにどうやって道徳を教えるのか」という話がある。社会には共通の認識によるルールが必要である。今は個人の自由ということが勘違いされ、極端に言えばなんでもありで暴走している人がいる。


集団の団結感というか協調感(共通の価値観)は、多くの人が同じような経験を積むことによって生まれてくる。しかし画一的教育のように言ってしまうとプロパガンダ的で嫌悪感がでてくる。
「僕たち地球人」と簡単に言う「世界共通の価値観」は理想のようにも感じるが、危険な感じもしないだろうか?
ルールは単純なものがいい。他を排除するのではなく他を認められる価値観でありたい。