ん〜主観の問題なのだが...。

映画見てきました。
それでもボクはやってない』@日比谷シャンテ・シネ2


事実の証明は難しいことなのですね。
見ていて、脳の話で日本人は議論ができないという話を思い出しました。感情を切り離せず、意見を否定されると自分の人格を否定されるように感じたりする人が多いというような話です。
判決の行方が立場(出世)、手法(組織)の話にすりかわるのもおかしな話ですし、まず仮定から話が始まっているのにいつの間にか仮定が事実にすりかわるのおかしな話です。裁判のお話ですが、どうもいわゆる人気の法廷モノ映画とはスポットがあたっている部分が少し異なり「もしも自分だったら?」と考えさせられます。もちろん自分が被疑者の場合、被害者の場合、目撃者の場合、家族の場合、弁護の場合、裁判官の場合などetc...さまざま考えてしまいます。


こういう事件ってバカみたいに件数が多いんでしょうなァ。事件を減らす予防策って、しょぼい朝9:00までの区間限定の女性専用車両くらいなんでしょうかねェ?まずは事件そのものの件数を減らさないと冤罪も減らない感じがします。