辛いね。

中絶胎児を一般ゴミで廃棄していたというニュースを聞いて、とてもしんどい気持ちになりました。
中絶胎児をどのようにしているかなんて考えたことも無かったし。正当な処理を説明されても、なんだか人と処理とか廃棄とかという言葉を繋げたくない気がして...。
目を逸らそうとしている。


以前、三木成夫先生の『胎児の世界』ASIN:4121006917、胎児の解剖の場面での先生の葛藤が非常に印象に残っています。


人なんですよ。自分かもしれないし、家族かもしれないし、親友かもしれない。ゴミとか処理とか廃棄って....。
しんどいな。
私が死んで、細かくバラバラにされて、指定のゴミ袋に入れられて、ゴミ箱に捨てられているモノたちと共に回収車でゴミ焼却場に運ばれ、焼却される。−そんな姿を想像する。
しんどいよ。


何でそんな悲しい方法になったんだろう。あまりにも心無いことを言う母親か多かったんだろうか?崩壊させた何かを考えていかないと。
本来、人を救う、人の誕生に係わる仕事を選択した医師であるはずだ。人を殺し捨てる仕事などしたくないはずだ。
辛いね。


生まれないようにしてください(命を奪ってください)
病院で処理してください(病院で捨ててください)(私ははいりません)
そんな言葉を聴いて、仕事(作業)をしなければいけなかったんですね。